北ジャカルタのタンジュンプリオクで建設が進められているジャカルタ国際スタジアム(Jakarta International Stadium)が、6月18日に屋根のリフティング作業を行いました。
この日、長さ270メートル、重さ3,900トンの屋根が16基の油圧ジャッキで約70メートル持ち上げられました。重さ3,900トンのリフティングは世界でも例がないとのことです。2日前にはジャカルタ特別州のアニス知事がリフティング準備作業を視察しました。
ジャカルタ国際スタジアムは2021年10月の完成を目標として2019年3月に着工されました。アジア最大の格納式ルーフスタジアムで、現在建設工事の進捗度は約6割ほど。敷地面積221,000㎡、高さ85m、収容人員は82,000人という国際基準のサッカースタジアムです。建設プロジェクト予算は4兆ルピア(約300億円強)とのこと。
全天候型で、もちろんサッカー以外にも音楽コンサートなどにも利用でき、近隣のアンチョール地区と合わせジャカルタ市民にとってホットなアミューズメントゾーンになること間違いありません。
(写真:建設が進められるジャカルタ国際スタジアム 2021年2月ごろ Kompass.comより)
2021年6月23日
Comments