インドネシアの国営石油ガス会社プルタミナが、東ジャワ州ツバンにおいてロシアと共同で石油精製・石油化学コンプレックスの開発を進めています。2021年4月にFEED (Front End Engineering Design)の作業がスタートしました。FEEDはスペインのTechnicas Reunidas 社が担当し、FEED完成は2022年1月予定。
同プロジェクトは、プルタミナとロシアの石油ガス会社ロスネフチの合弁で進められているグラスルーツ型石油精製・石油化学統合コンプレックスで、1日30万バーレルの原油を処理し石油製品と石油化学製品を生産するもの。総投資額は$1,6 bil に達します。建設プロジェクトの完成は2027年の予定。プルタミナとロスネフチの合弁比率は55%と45%です。
インドネシア政府は、2つの新しい製油所建設と既設製油所の能増によって石油系燃料の輸入をゼロにする計画を進めており、本プロジェクトはその新規製油所建設の1つとなります。新型コロナの影響を受ける中で、今回FEEDスタートという主要マイルストーンをクリアしたことになります。
<写真:ツバン新製油所建設予定地> 出所:CNBCインドネシア
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