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ジャカルタの最新レポート バイオ燃料開発への取り組み

2021年2月、JAL羽田福岡便で古着から作ったバイオジェット燃料が使用されたとのニュースがありましたね。2025年から商業利用されるとのこと。

インドネシアは石炭、石油、天然ガスなど世界有数の資源国です。石油に関して輸出国から輸入国に転じたこともあり、同国で豊富に清算されるパーム油を原料としたバイオ燃料の製造研究が進んでいます。昨年100%パーム油利用のグリーンディーゼルの生産に成功したのに続き、今年1月には中部ジャワのチラチャップ製油所においてグリーンディーゼルの生産テストが行われました。この結果を受けて2021年末にはグリーンディーゼルを日産3,000バレル、翌年にはグリーンAVTUR (Aviation Turbine Fuel)を6,000バレル生産することが発表されました。

国内のバイオ資源を活用してインドネシアのエネルギー安全保障を維持するという国家戦略に沿った取り組みが進められています。


<2021年1月にグリーンディーゼル等の生産テストが実施されたPertamina Cilacap製油所>


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