7月3日から社会活動制限(PPKM)が適用されているジャカルタ首都圏ですが、先日9月14日からさらに1週間PPKMを延長することが発表されました。制限は延長となりましたが制限の内容は徐々に緩和へと向かっています。
この緩和の背景となっているのが新型コロナ新規感染者数がピークを越えたこと。1時期は5万人を超えるレベルでしたが、最近では数千人まで下がってきています。(グラフ参照) PPKMによる接触機会の減少に加え、全国で進められているワクチン接種が寄与しています。
現在ジャカルタはPPKMレベル3地区。行動制限の内容はおおむね以下の通りです。ちなみにレベル4が最も厳しい区分です。
・事務所:必須・重要セクター企業を除き在宅勤務100%
・教育機関:公立学校で対面学習再開
・ショッピングモール:10時から21時まで ワクチン接種者のみ入場可(12歳未満不可)
・スポーツ施設: 屋内は不可、屋外施設は保健プロトコルに従い可
・公共交通: 定員50%以内での運行
上記のほか、今回9月14日から娯楽施設の営業が再開となりました。映画館は定員の50%まででワクチン接種者のみが入場可(12歳未満は不可)、アンチョールにある遊戯施設Dufan なども再開されました。ただこちらもワクチン接種を受けられない12歳未満の子供は入場できないため子供さんたちにとっては残念です。
ジャカルタ近郊の避暑地として知られるプンチャックリゾートでは週末に車両ナンバーによる奇数偶数通行制限が始まりました。コロナ感染が落ち着きを見せつつある中で週末に出かける車両が多くなってきました。宿泊施設も予約がとりにくなっています。
<グラフ: 新型コロナ新規感染者数推移 インターネットより>
<写真:アンチョールの海岸>
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